フトアゴは意外に暑さに弱い。
今回は夏に向けて、フトアゴの熱中症について書きたいと思います。
初めての夏を迎えるフトアゴちゃんはより気を付けてあげましょう。
フトアゴは砂漠地帯にいるので、暑さにつよい❗と思われがちですが、実は暑さにはあまり耐性がありません…どちらかと言うと寒さの方がまだ耐えられます。
フトアゴが自然界で日光浴してる時間は数時間で、天敵から身を隠すため、物陰にいることが多い。
夜は気温がかなり下がる。
以上から、フトアゴは長時間真夏日の気温でいると熱中症になるのは想像つくと思います。
では、どのくらいの気温で維持したら良いのでしょうか?
バスキングスポットはいつも通り35~40℃などの高温で構いません。
避難場所となるバスキングスポットから一番遠い場所は、最高でも28℃を越えないようにしましょう。
夜はケージ全体の気温が20℃~26℃位になるのが良いです。
30℃を越える日は冷房必須です。
年間を通して光熱費がそこそこかかることを覚えておきましょう。
熱中症予防に使えるグッツも紹介します
水場を作ります。
体が沈まない位の浅いものにします。
特にベビーは溺れないように体より小さいものにしましょう。
アダルトの場合はからだ全体が浸かれるものにしてあげます。
お腹を冷やすことはタブーとされていますが、緊急時はそんなことも言ってられません。
一番涼しい場所に、体を冷やすためのものを置くのも有効です🙆
日光浴中に気を付けること
ベビーはプラケージひいれると、温度が急上昇して、熱中症になる場合があります
野菜や干物作りに使う、網を使ってあげると良いでしょう😃
アダルトになったら、様々なものが使えます。
私は100均の網を組み立てて箱状にしてます
また、温浴しながら日光浴するのも効果的ですね😃
脱水予防にもなります。
広いプールに陸地を用意してあげても良いですね。慣れてくると、泳ぐ姿も見れますよ😆
おすすめは水や、子供用の糖分の少ないイオン飲料です。
果物ジュースや、野菜ジュースは糖分のとりすぎになることがありますので、避けましょう。(たまには良いですが、必ず食塩無添加、100%のものを選びます。)
動かない水は認識できないので、飲ませてあげるのが手っ取り早いでしょう。
水を飲んでくれない‼場合は?
フトアゴによっては、水を飲まない子もいます。
しかし、水分をあまりとらないフトアゴでも脱水になりますので水分をとれるものを与えましょう。
おすすめは
1シルクワーム
2レタス
3キュウリ
シルクワームは体のほとんどが水分です😆
そして、餌付きも良いです。
お水嫌い、お野菜嫌いの子には、定期的に食べさせてあげると良いでしょう。
レタス、キュウリは普段の食事にはまったく向いてませんが、水分補給という意味では非常に優秀なので、水分不足を解消したいときには少しあげてみてください。
実際、熱中症になってしまった場合。
症状は
食欲不振、ぐるぐる同じところを回る。ぐったりする
口をあけてシャーと常に威嚇してくる。
などの症状が出ます。
すぐ気付いた場合は、水分を含ませたタオルでくるみ、涼しいところに移動してあげましょう。
脳まで達しているときは、威嚇が止まらないので、涼しい場所に移動した後、常温の水につけて頭まで冷やしてあげてください。
その時もお腹よりも、背中、頭を冷やすイメージで行いましょう。
落ち着いたら、水分補給をさせます。
この時は糖分の少ないイオン飲料が良いでしょう